自衛隊の「将官」クラスについて

出典:航空自衛隊 F-2A/B
https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/sentouki/F-2/images/gallery/photo01.jpg

今日は、三ノ瀬れもんが自衛隊の階級を紹介するから読んでみてね♪

ウチの今回の注目はこれ!

自衛隊の「将官」クラスについて解説します。

自衛隊の「将官」クラスとは

出典:航空自衛隊 T-4 ブルーインパルス
https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/blueimpulse/T-4_Blueimpulse/images/gallery/photo03.jpg

自衛隊の「将官」クラスは、「将」と「将補」の2つの階級があります。「将官」クラスは、「佐官」クラスの上位であり、各国の軍隊であれば、准将や少将、中将、大将です。大将の上の「5つ星」である元帥は、将官に含まないことが一般的となります。

日本は帝国陸海軍時代から准将を置いていないため、「将官」クラスは次のようになります。

帝国陸海軍の階級自衛隊の階級自衛隊の役職
大将統合幕僚長、陸上幕僚長、海上幕僚長、航空幕僚長
中将陸上総隊司令官、方面総監、師団長、自衛艦隊司令官、地方総監、航空総隊司令官、航空方面隊司令官など
少将将補方面総監部幕僚長、旅団長、自衛艦隊司令部幕僚長、地方総監部幕僚長、航空支援集団副司令官、航空方面隊副司令官など

日本の自衛隊の場合、「将」と「将補」の2つの階級しかないため、陸上幕僚長や海上幕僚長、航空幕僚長そして最高位の役職である統合幕僚長の4つの役職をもって大将相当としています。そのため「将」は、中将相当の師団長から大将相当の軍団長までを含んだ階級といえます。

各国の軍隊は、将官3階級制を採る国や4階級制のところもあります。3階級制は帝国陸海軍であり、将官4階級制はアメリカ軍が該当します。またかつてのドイツ国防軍などは「上級大将」を置いて4階級制にしていたこともあります。この場合、「上級大将」が各国の軍隊でいう大将、「大将」が中将、「中将」が少将、「少将」が准将に対応します。各国によって「将官」クラスを見てもさまざまな制度になっていることが分かります。

将官クラスは、長期間にわたって単独で作戦を実施できることが期待されており、旅団から総軍までや艦隊、戦隊などで編制された軍隊を指揮します。

ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。

それでは、またお会いしましょう!

また次も紹介していくので読んでくれよぉ~

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