「テッパチ!」に登場する「八女純一」がかつて所属していた「第1空挺団」とは
今日は、三ノ瀬れもんがフジテレビ「水曜日22時」に放送中の「テッパチ!」に出てくる自衛隊用語を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
俳優の北村一輝氏が演じる八女純一3等陸佐は、陸上自衛隊教育隊の中隊長ですが、その前の配属先である第1空挺団の上司が犯したミスの責任を取ったことで教育隊に配属されたことが劇中にありました。本記事では、「八女純一」が以前に所属していた第1空挺団について紹介します。
目次
第1空挺団とは
第1空挺団とは、陸上自衛隊の団の1つで、航空自衛隊の輸送機からの落下傘降下による空挺作戦や、陸上自衛隊のヘリコプターを活用したヘリボーン作戦において任務を行う空挺部隊です。ヘリボーン作戦は、ヘリコプターによって部隊を機動展開させる戦術となります。空挺団に配属されている自衛官は精鋭の軽歩兵の位置づけであり、正規軍相手はもちろん、少人数による破壊活動や広報かく乱を行うゲリラコマンドにも活用されます。第1空挺団は、平成16年に特殊作戦群が創設されるまでは唯一の空挺部隊でした。
陸上総隊隷下で千葉県船橋市の習志野駐屯地に団本部を置いており、第1~3普通科大隊、空挺特科大隊、空挺後方支援隊、陸上自衛隊空挺教育隊などが編成されています。第1空挺団長は、習志野駐屯地司令を兼務しており、陸将補が充てられます。副団長や高級幕僚は1等陸佐が担当します。
第1空挺団の前身組織は、「空の神兵」とうたわれた帝国陸軍挺進団であり、第2次世界大戦の緒戦における南方作戦のパレンバン空挺作戦などで活躍していました。その組織を引き継いで創設されたのが、陸上自衛隊第1空挺団です。
空挺部隊について
空挺部隊に属する兵士は、航空機から部隊を機動・展開させてパラシュートによる投下やグライダーを活用して直接着陸します。パラシュート部隊は、1930年代に技術が発達したことで、第2次世界大戦中や終結までに一部の国で活用され、大戦終結後に普及することになりました。各国の空挺部隊は、編成や運用が一様ではなく国防方針や用兵思想によって、さまざまな形態になっています。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~