「テッパチ!」に登場する認識票とは
今日は、三ノ瀬れもんがフジテレビ「水曜日22時」に放送中の「テッパチ!」に出てくる自衛隊用語を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
「テッパチ!」において度々、「認識票(ドッグタグ)」が登場しました。認識票は自衛官になれば必ず渡されるものです。本記事では、自衛隊の認識票について紹介します。
目次
認識票(ドッグタグ)とは
「テッパチ!」のドラマ内では、俳優の北村一輝氏が演じる八女純一3等陸佐が、主人公の国生宙を始めとする陸上自衛隊自衛官候補生に対して説明されていました。認識票は、ステンレススチール製の2枚式のもので、ポールチェーンでつなぎネックレスのように首からさげておきます。認識票に記載する内容は、自衛隊名、氏名、認識番号、血液型が英大文字や数字で表記され、陸上自衛隊の他、海上自衛隊や航空自衛隊でも使用されています。また、航空機へ体験搭乗する民間人に対しても臨時の認識票が配布されます。
認識票は、2枚が重なっているため音が出ないようにビニールで覆い、文字や数字はレーザーで刻印されています。2枚式になっている理由は、1枚が本人確認の為に遺体につけるもので、もう1枚は報告用として部隊に提出するためとなります。
認識票が導入されたのは、1870年7月19日に起きたプロイセン王国とフランス帝国の戦争である「普仏戦争」からです。同じ時期にプロイセン王国の首都であるベルリンで導入された犬用の鑑札「ドッグタグ」と似ているため、認識票がドッグタグと呼ばれるようになりました。認識票の形状や材質は各国の軍隊によって異なり、ステンレススチール製の他、アルミニウム製のものや、性別や信仰する宗教などを表記するとこともあります。
すべての自衛官で使用されているものの、海上自衛隊では、常時認識票を身に着けている習慣がなく、また航空自衛隊においても航空機への登場や海外派遣などを除いて常時身に着ける習慣はありません。自衛隊の中でも使われ方はさまざまといえます。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~