輸送艦「おおすみ」トンガタプ島沖に到着!
海底火山の噴火で被災したトンガの人々を救うため、先月24日に出港したおおすみ。
2月7日、ようやくトンガタプ島に着いたんよー
よかった、よかった(๑>◡<๑)
出港から2週間ちょっと。きっと海上自衛隊特製の碇スプーンでカレーを食べたんだろうなー
目次
トンガタプ島とは?
アメリカや中国について知ってる読者はたくさんいるだろうけど、「トンガタプ島」について詳しく説明できる人は少ないじゃろ?
今日はれもんがトンガタプ島を中心に紹介していくね(°▽°)
「トンガ王国」とひとえに言っても、島がいくつかあるんよー
で、王様の住んでる王宮のある島が「トンガタプ島」なんじゃ。
エウア島やハアパイ諸島よりも歴史的建築物が多く、経済も一番発展している島というわけ。
その島の沖合に我が輸送艦「おおすみ」が到着したんじゃ! ちなみに噴火した島は、首都ヌクアロファ(トンガタプ島)から北にあるフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ島なんよー
総員、抗原検査を実施!
やはり南太平洋の島でもコロナウイルスは健在( ; ; )
輸送艦に乗り込んだ隊員は「抗原検査」を行なってから、上陸する手順を踏んだんだ。
コロナウイルスの検査方法には「PCR検査」もあるんじゃけど、抗原検査はおよそ30分で結果が出るから、非常時には役立つ方法なんじゃ。
その反面、PCR検査に比べると正確性には欠けるデメリットもあるわけ。
さて、一体何名の隊員がいるんじゃろか?
輸送艦「おおすみ」、就役している艦は二代目おおすみで1個普通科中隊を乗せられるんじゃ。
隊員ならおよそ300名、民間人なら1000名を乗せられる。
しかも、上陸用のホバークラフトを2隻収納でき、ヘリコプターの発着しやすい「全通飛行甲板」で今回のような災害支援にうってつけの艦と言うわけ( ^ω^ ) コロナウイルスに話を戻すと、抗原検査も数百人単位で実施される。結果が出るまでに時間のかかるPCR検査だと救助そのものが遅れてしまうんじゃ。
自衛艦隊と太平洋島しょ国
トンガタプ島に輸送艦「おおすみ」を派遣する前から、海上自衛隊は南太平洋やインド洋で援助活動をしていたんじゃ。
今回もその流れですぐに派遣できたわけ♪( ´θ`)ノ
そうはいっても海上輸送は時間がかかる。災害発生からすぐに呉を出港したんじゃけど、2週間以上かかって、ようやく現地に到着。
これから隊員のみんなは高圧洗浄機で火山灰を取り除いてトンガの町をキレイにしていくんだ。カンタンに2週間と言っても、その間も自衛隊は食事を摂る。
災害派遣では救済する人とされる側の両方の物資を輸送しないといけないんじゃ。
大変なんよー(´∀`)