北朝鮮による中距離弾道ミサイルの発射

出典:海上自衛隊ホームページ 174「きりしま」
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/ddg/kongou/#174-12

今日も、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するから読んでみてね♪

ウチの今回の注目はこれ!

令和4年1月30日の午前7時52分頃に北朝鮮の中距離弾道ミサイルが発射されました。

令和4年1月30日発射の北朝鮮のミサイル

北朝鮮の弾道ミサイルは、北朝鮮の内陸部から東方向に向けて発射されたようです。落下場所は日本海の排他的経済水域(EEZ)の外でした。

弾道ミサイルは、最高高度が約2000km程度に達して、飛翔時間が約30分、800km程度飛翔して落下しました。最高高度が約2000kmということは、ミサイルが通常の発射方法よりも角度を上げて打ち上げ、高高度から落下する軌道となるロフテッド軌道によって発射されたようです。ロフテッド軌道の場合、高高度に打ち上げ、そこから落下速度が高速になるため、迎撃が困難ともされています。

令和4年1月に7回発射した北朝鮮のミサイル

出典:海上自衛隊ホームページ 175「みょうこう」
https://www.mod.go.jp/msdf/mocs/mocs/about/facility/sub02/index.html

令和4年になって北朝鮮のミサイルは7回発射されました。

1回目が1月5日で、北朝鮮北部のチャガン(慈江)道から極超音速ミサイルの発射をしました。北朝鮮の国営メディアでは、700km先に設定した目標に命中したという発表をしています。

2回目が1月11日で、1回目と同じ場所で金正恩総書記立ち合いのもと極超音速ミサイルを発射し、1000km先の日本海に向けて発射したと発表しました。

3回目が1月14日で、北朝鮮北西部のピョンアン(平安)北道から短距離弾道ミサイル2発を発射して、日本海に設定した目標に命中したと発表されました。

4回目が1月17日で、北朝鮮首都ピョンヤン(平壌)郊外のスナン(順安)にある国際空港付近から戦術誘導弾2発を発射し、日本海上の島に向けて発射したと発表しています。戦術誘導弾というのは、低い軌道で飛んでくるので、迎撃が難しいといわれているそうです。

5回目が1月25日で、長距離巡航ミサイル2発を発射し、1800km先の目標の島に向けて発射したと発表しました。

6回目が1月27日で、東部のハムギョン(咸鏡)南道から短距離弾道ミサイル2発が発射され、目標の島を打撃したことを発表しています。

そして今回7回目が発射されました。

弾道ミサイルを迎撃するには、海上自衛隊のイージス艦や航空自衛隊のPAC-3が迎撃することになります。イージス艦の能力向上や新たな建造などでミサイル防衛を強化しているところです。

今回はこんなところです。

また次も紹介していくんで読んでみてね。

関連記事一覧