加速する自衛隊の南西シフト、ミサイル網を構築して中国に対抗へ

出典:Pars Today
https://parstoday.com/ja/news/japan-i75420

今日は、三ノ瀬れもんが自衛隊の部隊を南西諸島に重点配備してミサイル網を構築しているニュースを紹介するよ♪

ウチの今回の注目はこれ!

岸信夫防衛相は、令和4年3月29日の記者会見で「南西方面の防衛態勢の強化は引き続き極めて重要な課題と考えている。」と述べました。

防衛省・自衛隊の構想と「領域横断作戦」

岸信夫防衛相は、令和4年3月29日の記者会見で「南西方面の防衛態勢の強化は引き続き極めて重要な課題と考えている。」と述べました。

防衛省・自衛隊の構想は、敵の航空機や巡航ミサイルを迎え撃つ「03式中距離地対空誘導弾」(中SAM)で敵からの攻撃を防ぎつつ、敵艦艇を攻撃するミサイル「12式地対艦誘導弾」(SSM)で反撃することです。

中SAMの射程は約50キロ、360度の全方向に射撃が可能で、島の上空全体をカバーできます。

小回りのきく中SAMで防御態勢を敷いたうえで、射程約200キロのSSMで、洋上の敵を攻撃します。

そこに海上自衛隊の艦艇、航空自衛隊のF2戦闘機も加わることで、有事に対応することを想定しているのです。

さらに、東京都練馬区の朝霞駐屯地に司令部を置く電子作戦隊を創設し、九州、沖縄を中心とした7カ所に計約180人の隊員を順次配置しています。

防衛省・自衛隊は、陸海空の従来の領域に加え、サイバーを含めた新たな領域を組み合わせた「領域横断作戦」の能力強化に力を入れる狙いです。

出典:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/陸上幕僚長

冷戦時代の「北方シフト」から現在の「南西シフト」へ

陸上幕僚長の吉田圭秀陸将は「戦略的な重点が南西にあるというところは、変わりはない。」と3月25日の記者会見で示しています。

ロシアのウクライナ侵攻が続いていますが「北の脅威に警戒を取れる態勢はしっかりと持ちつつ、南西の事態に対する役割は今まで以上に重要になってくる。」とも話しています。

冷戦時代は、旧ソ連が北海道に侵攻してくることを想定して、部隊や隊員を北方に配備する「北方シフト」でしたが、2010年以降は、中国の軍事力増強と海洋進出をにらみ「南西シフト」に変化しました。

冷戦時代までの自衛隊は、誰にも見られることなく刀を研いでいました。

2010年頃までの自衛隊は、研いだ刀を見せていました。

現在の自衛隊は、研いだ刀を使う時代になっています。

南西シフトを淡々と進める自衛隊の動向に注目していきましょう。

ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました~。

それでは、またお会いしましょう!

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