日本からウクライナへ装備品などの輸送が決定
今日も、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
令和4年3月8日にウクライナへの装備品などを輸送することが決定しました。
目次
ウクライナへの装備品などの提供について
令和4年3月4日にロシアによるウクライナへの侵略を受けて、首相官邸において国家安全保障会議が開かれ、ウクライナに装備品などを提供することの調整と検討を始めます。8日に国家安全保障会議四大臣会合で審議した結果、ウクライナに装備品を提供することになりました。
提供する装備品は、防弾チョッキ、鉄帽(ヘルメット)、防寒服、天幕、カメラのほか、衛生資材、非常用糧食、発電機です。航空自衛隊小松基地から空中給油・輸送機「KC-767」で輸送することになりました。
ロシアによるウクライナ侵略は2月24日より始まりました。侵略の理由は、ロシアによるドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立承認です。ウクライナ東部のドンバスへロシア軍が派遣されたことで始まり、現在も続いています。
発端となったのが平成26年のクリミア危機・ウクライナ東部紛争です。この時にウクライナ軍と親ロシア派武装勢力やロシア政府、ロシア軍との紛争が行われました。結果ウクライナ主権下にあるものの親ロシア派勢力によるドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国それぞれに政権が樹立し、実効支配地域として認めざるを得なくなります。その後大統領が変わり、ロシアとウクライナの対立が激しくなったことで、今回の事態になりました。
空中給油機・輸送機「KC-767」について
KC-767はアメリカのボーイング社が開発した空中給油・輸送機です。自社開発の旅客機B767-200ERを改造したもので、イタリア空軍と日本の航空自衛隊が採用しています。
空中給油機とは、飛行中の航空機や戦闘機に対して空中で給油することを任務としており、輸送機や旅客機、爆撃機を改造して作られる航空機です。
航空自衛隊は平成13年12月に採用を決定し、中期防衛力整備計画(13中期防)の平成14年度予算から調達することになり、1年に1機ずつのペースで合計4機の調達をしています。令和2年3月末時点の保有数は4機です。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
航空自衛隊の皆さん、任務頑張ってください!
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~