「テッパチ!」の「丸山栄一」が志望した「機甲科」とは
今日は、三ノ瀬れもんがフジテレビ「水曜日22時」に放送中の「テッパチ!」に出てくる自衛隊用語を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
陸上自衛隊の自衛官候補生の教育が終了し、元システムエンジニアでミリタリー通の「丸山栄一」は陸上自衛隊機甲科に志望しました。本記事では、陸上自衛隊「機甲科」について紹介します。
目次
陸上自衛隊「機甲科」について
陸上自衛隊機甲科は、戦車部隊と偵察部隊などがあり、主に戦車による火力や優れた機動力、装甲防護力によって敵を圧倒し、また情報収集を行う部隊です。機甲とは、機械化装甲の略称で第二次世界大戦前から使用されるようになりました。第一次世界大戦中に戦車が登場するものの、歩兵部隊の支援目的として歩兵に従属して用いられます。その後各国の軍事研究によって、戦車を主戦力とした部隊構想を着想し、歩兵よりも機動力と打撃力がある部隊で構成されました。
「電撃戦」という言葉が第二次世界大戦初頭に出てきます。戦史の中で代表されるのはドイツ国防軍によるフランス侵攻です。機甲部隊つまり戦車を主戦力にした高い機動力を活用して相手方の前線を突破し、さらに連携や防衛などの時間的余裕を与える間もなく包囲殲滅したことでフランスが敗北しました。火力と機動力が高い戦車を活用してできた戦い方です。
陸上自衛隊機甲科は、戦車部隊、機動戦車部隊、水陸両用車部隊、偵察部隊で構成されています。戦車部隊は、火力や装甲防護力、路外機動力に優れており、対戦車戦闘を中心とした任務を行います。主な装備は、10式戦車などです。
機動戦車部隊では、火力や路上機動性に優れており、対機甲近接戦闘や火力支援などを任務としており、また地域配備部隊である偵察戦闘大隊隷下の戦闘中隊として広域の警戒や監視、機動対処などを任務とします。主な装備は、16式機動戦闘車などがあります。
水陸両用車部隊は、島しょ防衛などの水陸両用作戦において、水陸両用車を活用して、輸送艦または揚陸艦から海岸線へ水陸機動連隊の連隊員とともに対上陸戦などを中心に任務を行います。主な装備は、水陸両用車(AAV7)です。
偵察部隊は、通信や偵察、監視能力を有しており、偵察活動による情報収集や警戒監視の任務を行います。自衛隊の師団や旅団に「偵察隊」が配備されており、主な装備は、87式偵察警戒車などです。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~