護衛艦「こんごう」抜錨! 〜日米共同訓練〜
最近、アメリカと中国が警戒しあっているニュースを耳にしとるじゃろ?
きっかけは中国の南シナ海での行動にあるんだ。
中国のGDPは世界第2位に達し、国防に回す予算も年々増えている。
そこで警戒してるのがアメリカやオーストラリア、インドの周辺国。その牽制として海上自衛隊と米海軍が共同で訓練を行うんだ。
しかも2月上旬に訓練を行ったのは東シナ海と西太平洋、まさに中国の太平洋進出を拒むエリアというわけ( ͡° ͜ʖ ͡°)
目次
日米共同訓練とは?
日米が共同で訓練を行う理由は、冬季オリンピックが開かれている「中国」。でも、そもそもなんで日本と行うのか、その根拠は何か知らない人もいるかもしれないよね?
実は「日米安全保障条約」が根拠になっとるんよ(°▽°)
この条約によってアメリカの海軍と日本の海上自衛隊が結束して、共産国の中国やロシアと対抗。世界の軍事バランスをうまくとっているわけ。
三菱が誇る日本のイージス艦!
さて、今回の作戦で海上自衛隊が送り込んだ艦は護衛艦「こんごう」。いわゆるイージス艦で優れた防空システムを備えとるんよー
例えば、追尾できる目標の数は200。そのうち10個以上のターゲットを同時に迎撃できる。
これは日本にミサイルが10発同時に飛んできても迎撃できる計算。
ぶちすごいね(°▽°)
ウチも同時に10皿の海自カレーをテーブルまで持って行けたらいいな( ^∀^)
こんなにも優れたイージス艦。
作ったのは日本の三菱重工で進水は1991年8月26日だから、もう30年以上、現役でがんばってる。
なぜ、こんなにウチが注目しとるのかは、護衛艦「こんごう」が当時日本初のイージスシステムを搭載した艦だったから!
そして一緒に出航したのが「P-3C哨戒機」。敵潜水艦の撃破が任務で、機体も丈夫に作られているのが特徴。
カンタンに言えば、ディフェンスに徹した艦隊編成で自衛隊は参加したんよー٩( ‘ω’ )و
アメリカの空母も参加!
一緒に訓練を行った米海軍は空母「エイブラハム・リンカーン」と強襲揚陸艦「アメリカ」、そして「エセックス」。
戦闘機で敵地を偵察しながら、隙を見て上陸する作戦で使われる編成。
海上自衛隊のイージス艦と哨戒機と組めば、攻防一体の作戦が可能なんよー
例えば、空母にミサイルが飛んできた場合は護衛艦「こんごう」で迎撃。その間に哨戒機で潜水艦を警戒しながら、強襲揚陸艦の2隻で敵地に乗り込む、そんなミッションが想定される( ͡° ͜ʖ ͡°)
航空母艦の弱点は防御力が低く、艦載機が発艦するまでに時間がかかる点。だから、攻撃を受けた場合、反撃する能力があまりないんじゃ( ; ; )
その時間を稼ぐのが強襲揚陸艦やイージス艦、そして哨戒機。特に揚陸艦は港がなくても、直接岸につけたり、ホバークラフトでの上陸できるんよー
ちなみに空母「エイブラハム・リンカーン」の母港は西海岸のサンディエゴ。ここにアメリカ海軍の第7艦隊、いわゆる「太平洋艦隊」が所属しとるんよー