ロシアの極東における行動(令和4年3月)について
今日も、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
令和4年3月中旬頃にたびたびロシア海軍の艦艇が確認されたようです。
目次
ロシア海軍の動向
令和4年3月中旬になってロシア海軍の艦艇が確認され、たびたび領海侵犯を行っていました。詳しい日程などは次のとおりです。
- 3月10日午前2時頃に襟裳岬付近の海域で確認され、その後対馬海峡を西進して日本海へ向けて航行
- 3月14日午前0時頃に宗谷岬付近の海域で確認され、その後宗谷海峡を西進して航行
- 3月14日に午前9時頃に尻屋崎付近の海域で確認され、その後対馬海峡を西進して日本海へ向けて航行
- 3月15日午後8時頃に尻屋崎付近以下同じ
- 3月16日午前7時頃に尻屋崎付近以下同じ
領海侵犯している艦艇として駆逐艦やフリゲート、潜水艦、さらには15日と16日においては戦車揚陸艦までが確認されています。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は2月24日より開始しており、現在は数回の停戦交渉を行っているところです。ロシアは歴史的にとくに二正面作戦を避ける行動をしてきました。例えば、1941年に日ソ不可侵条約が締結されたときです。このときは日本が侵攻するおそれがなくなったため、西側のドイツに対する反撃に注力することができました。
つまりロシアの行動はウクライナとの戦争や交渉段階に入っているため、あえて必要以上に力を誇示しようとして頻繁に領海侵犯をしているのではないかと思います。
護衛艦「まきなみ」と掃海艇「いずしま」
今回、海上自衛隊第45掃海隊所属の「いずしま」と海上自衛隊第7護衛隊所属の「まきなみ」などが情報収集や警戒監視を行っていたためご紹介します。
護衛艦「まきなみ」は、たかなみ型護衛艦の3番艦で平成16年より就役しており、テロ特措法に基づくインド洋派遣任務や海賊対処行動水上部隊としてソマリア沖やアデン湾に派遣されています。現在、青森県大湊基地が母港です。
掃海艇「いずしま」は、すがしま型掃海艇の7番艇で平成15年より就役しており、たびたび機雷掃海訓練などに参加しています。現在、青森県大湊地方隊隷下の函館基地隊に所属しています。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
自衛隊の皆さん、毎回の警戒監視本当にお疲れ様です。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~