株式会社新来島波止浜どっく建造の油槽船YOT-02の進水式
今日も、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
愛媛県今治市の株式会社新来島波止浜どっくにおいて油槽船YOT-02の進水式が行われました。
目次
油槽船YOT-02の進水式
令和4年2月2日に愛媛県今治市の株式会社新来島波止浜どっくにおいて油槽船YOT-02の進水式が行われました。海上自衛隊が保有する大型油槽船としては、2船目になります。
油槽船とは、タンカーのことで、液状物質を運ぶ船を総称したものです。主に原油や燃料油を運ぶための船となります。油槽船YOT-02は、4900トン型のもので、すでに1番船であるYOT-01は令和3年10月20日に進水し、春の就役を目指しています。
今回進水式が行われたYOT-02は夏頃に就役予定であり、役割としては、製油所から海上自衛隊の拠点に向けて燃料を運ぶことになります。
進水式では、防衛装備庁長官官房艦船設計官の星直也海将補によって支綱(しこう)の切断が行われ、油槽船YOT-02が進水しました。
株式会社新来島波止浜どっくにて建造
油槽船YOT-02は、愛媛県今治市の波止浜に立地する株式会社新来島波止浜どっくにて建造されました。株式会社新来島波止浜どっくで建造している船は、主に自動車運搬船、化学製品運搬船、コンテナ運搬船や一般貨物船など民間の運搬船を建造しているのが特徴です。また油漕船であるタンカーも建造しているため、今回防衛省向け艦船として始めての油槽船YOT-01とYOT-02の2隻を建造しました。その契約額は、50億6000万円で2隻を受注しています。
海上自衛隊の艦船というと三菱重工業株式会社や川崎重工業株式会社などで建造していますが、今回は株式会社新来島波止浜どっくという新しい会社で建造されました。
また一般財団法人日本海事協会が定めた、いわゆるNK規則があります。NK規則は、船体構造を始め、推進機関、電気、安全機器など船舶の規格に関するものです。油槽船YOT-02は、NK規格に準拠して建造されました。
進水式カッコいいなぁ~
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました♪。
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それでは、またお会いしましょう!