海賊対処行動水上部隊の活動(令和4年2月分)
今日も、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するから読んでみてね♪
ウチの今回の注目はこれ!
海賊対処行動水上部隊で活動中の護衛艦「さみだれ」の活動状況が3月に発表されたみたいだよ。
目次
海賊対処行動水上部隊で護衛艦「さみだれ」が活動中
海賊対処行動水上部隊で活動中の護衛艦「さみだれ」の活動状況について報道がありました。実施した日数が22日間で確認した商船の数が756隻とのことでした。
海賊対処行動水上部隊は平成19年頃からソマリア沖やアデン湾において、海賊行為が頻発したことで、平成20年から各国の行動に合わせて海上自衛隊も派遣されるようになりました。
平成20年9月25日に海賊行為の頻発によってウクライナの貨物船が襲撃される事件が発生しました。貨物船には戦車などの武器が搭載されていたこともあって、安全保障上の事態アメリカやEU、ロシアがこの事件を境に対策を強化することになります。各国の海賊対処行動のため、日本でも速やかに海上警備行動として護衛艦2隻を出航させました。
平成21年になると海賊対処法が成立します。海上警備行動から海賊対処行動に切り替えて護衛活動を行いました。ソマリア沖の海賊に対処する多国籍部隊が編成され、海上自衛隊の護衛艦も編入することになります。平成27年になると第7次派遣海賊対処行動水上部隊の指揮官を海上自衛隊の伊藤海将補が務めることになりました。訓練ではない実際の活動において多国籍部隊の指揮官に就いたのは、これが初となります。
主な活動は商船などの船舶に船団を作らせ、護衛艦などがエスコートして警備します。また護衛艦に搭載されている哨戒ヘリコプターを使って周辺空域を警戒し、救援要請が出れば現場に向かって事態の対処をすることになります。
令和4年2月末時点で、実施日数の累計が2335日間で確認した商品の数の累計が2万2089隻となりました。
護衛艦「さみだれ」について
現在、海上行動水上部隊に派遣されている護衛艦「さみだれ」はむらさめ型護衛艦の6番艦です。むらさめ型は汎用護衛艦(DD)としてさまざまな事態に対処できるように作られており、対空戦や対潜戦、対水上戦、電子戦などの戦闘に対応する武器を統合したシステム艦として運用することができます。
今回の任務においても活躍されている護衛艦となります。
ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。
それでは、またお会いしましょう!
また次も紹介していくので読んでくれよぉ~