中国の沖縄県付近における行動(令和4年3月)について

出典:海上自衛隊ホームページ 686「うくしま」
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/msc/sugashima/#686

今日も、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するから読んでみてね♪

ウチの今回の注目はこれ!

令和4年3月4日に中国海軍の艦艇が宮古島付近の海域に北進して東シナ海へ向けて航行しているのが確認されたようです。

中国海軍の艦艇の動向

出典:海上自衛隊ホームページ 424「はまな」
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/aoe/towada/#424-5

令和4年3月4日午前3時頃に沖縄県の宮古島周辺海域において、その海域を北進する中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻やジャンカイⅡ級フリゲート1隻、フチ級補給艦1隻が確認されました。その後沖縄本島と宮古島との間の海域を北進して、東シナ海に向けて航行しました。

また3月16日に中国の無人機が東シナ海の日本の国防空識別圏内を飛行しているところを確認したため、航空自衛隊の南西航空方面隊の戦闘機が緊急発進することになりました。

北京パラリンピックの開催が3月4日から13日となっているため、開会前と閉会後に合わせて行動したのかもしれません。

掃海艇「うくしま」、補給艦「はまな」について

掃海艇「うくしま」は、すがしま型掃海艇の6番艇で平成15年に就役し、長崎県佐世保基地の掃海隊群第2掃海隊に編入されました。すがしま型掃海艇は12隻が配備されています。

すがしま型掃海艇は、湾岸戦争後の平成3年に、海上自衛隊がペルシャ湾に派遣された際の経験を活かして建造されました。イラク軍が湾岸戦争中に使用していた機雷の中で、新型のステルス機雷が含まれていました。海上自衛隊の派遣部隊は、はつしま型掃海艇やうわじま型掃海艇で構成していたところ、イラク軍が使用した機雷の探知や処分に時間がかかり困難であったことが判明しています。

その後掃海艇の対機雷戦の研究が行われ、当時の新型掃海艇であるすがしま型が建造されることになりました。

掃海艇「うくしま」は、機雷戦訓練などに参加しており、現在、海上自衛隊の佐世保地方隊隷下の下関基地隊に所属しています。

補給艦「はまな」は、とわだ型補給艦の3番艦で、平成2年に就役し、自衛艦隊の直轄艦として長崎県佐世保基地に配備されました。平成13年にテロ特措法に基づき護衛艦「くらま」や「きりさめ」とともに第1次派遣海上補給支援部隊としてインド洋に派遣され、アメリカ海軍への燃料補給任務などに従事しました。その後たびたび補給支援部隊としてインド洋に派遣されています。現在、海上自衛隊の長崎県佐世保基地の護衛艦隊第1海上補給隊に所属しています。

ここまで三ノ瀬れもんが紹介してきました。

それでは、またお会いしましょう!

また次も紹介していくので読んでくれよぉ~

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