トンガ支援、広島県呉基地から輸送艦おおすみが派遣
今日は、ウチ、三ノ瀬れもんが海上自衛隊の活動を紹介するけぇ読んでくれよ。
ウチの今回の注目はこれ! トンガが海底火山噴火の被害を受けたため、海上自衛隊の輸送艦おおすみが支援のために派遣されたようじゃ。
目次
トンガ王国の海底火山の大噴火
まず令和4年1月15日に南太平洋上にあるトンガのフンガトンガ・フンガハアパイ火山の海底火山が大噴火してじゃ。噴火は大規模なもので、15日の20時から21時にかけて、日本全国で一時的な気圧変化が起こっとる。また奄美群島・トカラ列島や岩手県沖に津波警報、太平洋沿岸の地域に津波注意報がそれぞれ出されたようじゃ。
トンガ国内の被害として、トンガの首都ヌクアロファのトンガタプ島西部の海岸で津波による被害を受けとることや建物やらに火山灰が積もったり、降灰によって水が汚染されたりしとる。
海上自衛隊による支援
自衛隊による支援としちゃ、22日に航空自衛隊のC130輸送機1機が愛知県の小牧基地から派遣され、飲料水3トンをトンガに届けとる。
そして海上自衛隊は、輸送艦「おおすみ」が広島県の呉基地から24日に出港したようじゃ。輸送艦おおすみには、火山によって積もった火山灰を取り除くために高圧洗浄機や飲料水などが積み込まれ、およそ300人の自衛官が乗り込んどる。
また活動に際してホバークラフト型輸送艇(LCAC)やCH47輸送ヘリコプターやらも搭載し、トンガ沖にて活動することになるようじゃ。
輸送艦おおすみについて
輸送艦おおすみは、平成10年3月に就役したようじゃ。同型艦として、「しもきた」、「くにさき」があるんじゃ。
艦の形状は、空母のように全甲板がフラットになっており、輸送ヘリコプターやらの発着甲板として活用できるんじゃ。しかし空母とは異なるため固定翼航空機の発着は不可能じゃ。積載量は、ホバークラフト型輸送艇(LCAC)や陸上自衛隊の90式戦車10両の積載、今回のトンガへの派遣にあったように約300人を乗員させることができるようじゃ。
ホバークラフト型輸送艇(LCAC)は、米テクストロン社製のもので最大50トンの物資を揚陸できるようじゃ。90式戦車であれば1両、人員であれば約200名となるようじゃ。
おおすみなどの輸送艦は、ホバークラフト型輸送艇(LCAC)や輸送ヘリコプターを積載できることから、海上における有事よりも今回のような災害対応や島嶼部やらに陸上自衛隊や補給物資やらを送るために使用される輸送艦といえるようじゃ。
色々紹介したらウチお腹すいたよ~
カレーを食べてエネルギーチャージしたい!